.あさ.
⚪︎
⚪︎
⚪︎
きれいなものはたくさんあるはずなのに、
溢れた無機質のなかで人知れずキラキラしていたりするのだろう。
にんげんの煌めきを確認した時、こころがカタカタと音を立てる。
そして、光がみえるのだった。 とおくに。
何時如何なる時も照らし続ける微かな光を頼りに、
アスファルトの地面を歩み進める。
5時35分 ゴミ袋片手にゆっくりとドアを閉めた。
遠くの新宿ビル群はここからだと、人差し指の第一関節くらい。
ちいさな箱達のこと、よく知っている。
ガラスが朝日を反射しているのが、ここからでもわかる。
水彩絵の具をとかしたような、透き通った朝だった。
大地から空へ向かってオレンジと、ペールブルーのグラデーション。
そうだ。朝は、こんなにも美しかった。
あの時も、あの時も。
⚪︎
⚪︎
⚪︎
.よる.
⚫︎
⚫︎
⚫︎
みんなが静かでいい子にしてくれないと
安心して眠れやしないじゃないか
∞
∞
∞
誰にも侵されない 犯されない
冒されない やわらかい こころ
こころ こころはわたしのものだから
みてほしい ちかくで
覗いて なにをおもうのか
どんな色しているのか おしえてね
いってみたいよ天国に
あきらめてはいけない
あせってはいけない
叫んでもいいよ 場所を選んで
ばかみたいだな ばかなのだろうか
ばかっていってよ じゃないとわかんない
⚪︎
×
△
「私のいいところとは何処ですか?」と
聴いてまわりたくなるのを、
皆さん我慢されているのでしょうか。
+
÷
×
こどもたちへ
きみたちのほっぺはやわらかい。
マシュマロのようです。
ふにゃーと笑う顔で肩の力が抜けるよ。
ふにゃーと、なってしまうね。
泣いたり笑ったり、ころころ気分を変えて、
いたずらしたり甘えたり、こどもは忙しいんだ。
夜になったら疲れちゃうよね、
眠たいとなんだか泣けてきちゃったりして。
ぐずぐずあったかいお布団に包まったらすやすや。
朝になったら楽しかったことたちが、
心の奥でぽかぽかしてくれるから、
ゆっくりおやすみ。
あなたが良い夢を見れますように。
だをこより