|⚪︎|

投稿日:

十九、はじめての一人暮らし。

へんてこな形をしたマンションだった。

へんてこで、ボロくて、陽はちょっとしかあたらなかったけれど、なんか好きだった。

ベランダにはたくさんの蔦が這う。

コンクリートの壁をつたい空に向かって伸びていた。

六畳には、パソコンとスタンドマイク。

それと本棚、ベッド、ギター、ちいさなテレビ。

キーボードをずらして、お皿一つ分の食事をとった。

駅からの帰り道はなるべく花を買うもんだから、

花屋さんと仲良くなる。

アンティークの花瓶に季節の花を挿した。

キッチンの窓辺に飾って通るたび眺めてた。

ガラスに夕陽が透けてきらきらとしていた。

電車の走る音が微かに聴こえるのがすきだった。

充分だよねと思っていた。

うん、充分だった。

いろんな世界を旅したあとは、ワンルームが休憩所。

ここで小説が生まれたり、曲が生まれ絵が生まれた。

増殖する不安の中で眠れない夜をたくさん過ごした。

朝のまぶしさに何度救われたか。

そしてそれは変わらずこれからも。

暗い部屋の中でも、すぐ近くに生きている街があるんだと、イメージするだけで安心できた。

無いはずの温度を感じて眠る。

くたびれたらベッドに沈み込んでアンビエントを聴いて、

晴れた日にはカセットテープのあたたかい音を聴きながら近所を散歩した。

一口のIH故に不便で、料理はあまりする気が起きず穀物のシリアルばかり食べていた。 

小田急線に乗って、始発で江ノ島に行ったりもした。

島をぐるりと散歩して、フィルムで写真を撮り、

新宿に帰って現像中に近くのトルコ料理屋でランチを食べた。

小田急線は青い。思い入れがある電車です。

この線路の先が海なんて、ロマンチック。

なんて、おもっちゃうよ。海が好きなんだ。

危うくてきれいだった。|⚪︎|号室でみた景色。

近くのお好み焼き屋さんの店員さんげんきかな。

絶品冷やし中華が食べれる、ふる〜いちいさな中華料理屋さん、まだやってるかなあ。

夏になったら食べたいな。

写真を見て、ふと、思い出しました。

今年の夏はどんな夏。

prayer

投稿日:

祈るように歌う 

にんげんがにんげんに

音楽は祈りのよう

形なき光

耳と心で感受する

無くても生きていけるものに救われているひとがいる

にんげんの暮らしを 心を

より”良く”するための祈りです

確かなのは心の震えだけ

すばらしいこと うつくしいこと

出会ったきらめきを描写する

光を伝えるために闇を描くこともある

大きな力はなくていい

細やかな祈りであれ

人は時偶 魔がさすが

音楽はいつまでも 在る限り在るままだ

あなたを救った音楽があなたを裏切ることはないだろう

おちゃらけたよ

投稿日:

みなさん、おはようございます。

お家でなにしましょうかねえ。

先日、あたらしい曲『おちゃらけたよ』が、

サブスクリプションで配信開始となり、

ミュージックビデオも公開されました。

今の状況では、きっと音楽を聴く気分になれない方も

たくさんいらっしゃるのだろうなと思いつつも、

私は日々音楽に救われ続けているから、

気が向いたときにでも聴いて頂けたら幸いです。


移動中欠かさず聴いている音楽の種類も、変わってきました。

眩しすぎず でもほの暖かく やわらかな色合い そんな音楽を

無意識的に選んでいるような気がします。

(具体的な例でいうと、レイハラカミさんやトクマルシューゴさん…)

なんとなく 陽だまりを求めているんだろうな。

どんな時でも安心できる体温ほどの温度で包んでくれるそんな場所を。

音楽は聴く人の居場所でもありますね。

いつでも出会った時の姿のまま、迎えてくれる。

LIVEだとまた違った表情になったりするけど、

知れば知るほど(聴けば聴くほど)「こんな一面があったんだ」など

発見がありますよねえ。

それもまた音楽のたのしいところのひとつ。

聴く媒体によっても変わってきますしね、CD レコード カセット。

全然違いますよね。音で言ったら私はカセットとレコードが好きだなあ。

移動中は基本的にサブスクリプションにしているから、

家でゆっくり作業しながら聴きたいのはレコード(ちょっと贅沢なきもち)

カセットも家で聴くけど、ポータブルカセットプレイヤーを持ってお散歩も

春の陽気にぴったりですね。でも今はできないか….。

余談ですが、サブスクリプション用のマスタリングとCD用のマスタリング、

本当は変えた方が良いんだなあって、

この間エンジニアさんと片寄さんと話していてハッとした。

正解はないんですが。

音量のことって、あんまり考えたことなかったけど(自分で調節できるから)、

サブスクで音楽聴くときって

いろんな音楽をたくさん聴けるからそのぶん、

聴いた瞬間の音量って大きい方がインパクトがあるのは当然だなあと。

単純に一聴して オッ て なるとゆーね。

印象重視の音作りの方がプレイリストでまとめられたときに耳に残ってもらいやすいだろうな。

CDは寧ろ自由にマスタリングできるかもねー、とか、そんなことを考えていました。

理想を叶えるのはなかなかリッチなことですけど、ほんとは適材適所な音楽がしたい。

リスナーが好きな媒体と音を選んで聴けるの、たのしいと思うし。

比較するのも面白そう(なかなかのマニアだ)

と、制作中の音源のMIXを聴き比べていたときに色々と閃いたのでした。

料理も最終調整で味を整えますよね、そんなかんじです。

ちょっぴり味を濃くしてみたり、甘みを足したり。

絵の工程でもありますね。

ほぼ完成の状態に最後、描き込んだり色を抜いてみたり…。

少し手を加えただけで不思議な位変わったりするので面白いなーて。

いちばんおいしいところ、たのしい作業でもありますね。

うーん、音楽探検隊。奥深し。(ジツニオモシロイ)

さてさて

なんだか脱線してしまいましたが、

今回は新曲『おちゃらけたよ』について書きます。

この曲はインドネシア在住の同い年ビートメイカーpxzvcさんと作った楽曲です。

彼との出会いは小袋成彬さんからのご紹介でした。

一年半ほど前、

小袋さんと『御伽の街』制作中いろんなやりとりをしているなかで、

「カッコイイビートメイカーいるんだよねー」と、

紹介してくださったのがこの曲

いや〜 すきですよね〜〜

と、なり、気になりチェックしていた矢先に

小袋さんはインドネシアまで会いに行っていたのだ!(行動力がすごい)(見習いたい)

インドネシアから連絡が「彼、daokoの曲が好きだったんだって」と!

え、ええ〜海を越えて、そんな偶然、ある?!まいったな〜と舞い上がり、

3人のグループを作って貰ったのがきっかけです。

そこからpxzvcさんとは2曲demoを作り(ソッコーでトラック来て最高だった)

その中の1曲がこの『おちゃらけたよ』なんです。

当時私が見た渋谷はスクランブルスクエア建設中だったり、

駅周辺はものすごいスピードで変わっていってる最中。

元々渋谷の古着屋さんBOYとの出会いであったり、

旧PARCO内の2.5Dでライブをしたり、円山町で友人たちと遊んだり、

ティーンを過ごした思い出深い土地ではあったのですが、

トイズファクトリーに所属してからは益々訪れる機会が増え、

見慣れた景色がなんとなくぼんやりとあったんです。

そしてある日ふと空を見上げたら、空がビルで殆どみえなくなっていた。

自然物がない 完璧なデザインの集合体が増殖していく 

人間の肌色がなんだか浮いてるような 居心地の悪さを感じて、

これは私がこの街に見合っていないのか 生命のスピードが

まったく追いついていかない 歩むごと 離れていく 街と私。

焦燥をかんじながらも、絶望もできない。

そんな、なんともいえない気持ちを表現した曲です。

歌詞で「熱量 漏れ出す疫病」と書きましたが、

これはコロナには全く関係ありません。

そもそも制作は1年半前にしていましたから。

どんな偶然だい。と思いながら、

不安を煽るような感じ方をさせてしまっていたら申し訳ないです。

これはSNSやニュースを見たときに感じる、“人々の漏電”を

暗喩した文でした。

どろどろと、人間のエネルギーが垂れ流されていく、簡単に。

よくない風潮が人と人に伝染していっている。

それを傍観している少女の目線で語っています。

⚪︎

⚪︎

⚪︎

おちゃらけたよ

渋滞した脳幹に囁やけば 勝算なんか冗談にして
好感を買えるのは 余裕かどうか必死かどうか 
どちらかなんだ

どんな気持ちで居たらいいんだろうね
外に出たら明るくて冷たくて おちゃらけたよ

死ぬ程なんて 死んでから言ってくれないか
爽快なやつを頼むよ
カッといってクッと見渡せるやつを
今日もシャワーで実像の汚れを落とそう
排水口から逃げ出すことはできなそう
「何もかもなくなれば!」と滅亡を願っても 
数分後には笑えるよ 熱量 漏れ出す疫病

どんな気持ちで居たらいいんだろうね
外に出たら明るくて冷たくて おちゃらけたよ
どんな言葉で言えばいいんだろうね
街に出たら賑わいと酸欠で おちゃらけたよ

ひとりで喚く力も
いつのまにかなくなっていた
見透かしたような言葉で
わたしを閉じ込めて 何が楽しいの?

どんな気持ちで居たらいいんだろうね
外に出たら明るくて冷たくて おちゃらけたよ
どんな言葉で言えばいいんだろうね
街に出たら賑わいと酸欠で おちゃらけたよ

⚪︎

⚪︎

⚪︎

今回のミュージックビデオはまずコンテを描き、そのコンテを元に

古くからの友人でもあるKota Watanabeさんと一緒に作り上げていきました。

絵は浮かんでも、それを実際三次元で実現することはひとりではできない。

今回関わってくれたひとたちのお陰で、

私の頭の中だけにあったイメージが、誰しもが観れる形で実現した。

頭から飛び出したような感覚。カンドーです!

初期コンテ

四角い窓だけある 白い部屋 白い衣装 胸に赤い丸 

ひとりで踊っている少女 シュール すこしこわい

こんなイメージで作り始めました。


衣装制作は飯嶋久美子さん(通称ぽろんちゃん)

ヘアメイクは久慈愛さん(通称ヘアメイク界のディーヴァ)

なんて愛に溢れた現場でしょうか。

そして今回とってもお世話になったのが、ELEVENPLAYのNON先生です。

ShibuyaKの時からのお付き合いで、ここ数年は個人レッスンでダンスを教わっている広島弁がめちゃんこかわいい尊敬する恩師です。

コンテに寄り添って、なおかつ私の癖を理解した上でピッタリな振りを

作ってきてくれるんです…。

踊るの楽しくて好きだし、何よりNONさんが大好きすぎるので、

教わり続けていきたいなー。

普段は私の好きな曲に振りをつけて頂き踊ったりしてます。

これがめっちゃたのしい(笑) りふれっしゅや〜

照明は光の魔術師と名高い yukimaeshimaさんです。

今回白い部屋だけというロケーションの中で、朝と昼と夜の移り変わりを

照明で表現してくださっています。す、すごい。

まえしーさんの光、なんとも綺麗で好きなんですよね。

いつもみなさんありがとう。

おふしょっと
(胸の赤丸は自分でペイントしましたアクリル絵の具で)


ここまで読んで頂きありがとうございました。

どんな気持ちでいたらいいかわからないひとがたくさんいると思います。

私もそのひとりです。

今は、音楽が心休まる場所になればいいな。

そんな祈りを込めた曲のご紹介でした。

どうかみなさまご自愛くださいね。

ダヲコ

グランドピアノ

投稿日:


こんばんちー、ダヲコです。

胸が騒つくニュースが行き交うなか、

わたしは日々レコーディングやリハーサルなどをしておりました(この日記は2月から書き始めていた文章を整えたものなのでちょっと変なとこあるやも)

ビルボード東阪&大森靖子さん対バンを予定していた3月のライブはコロナウイルスの影響で、無くなってしまいました。

たのしみにしてくださってた皆さま、ごめんなさい。

私もとってもたのしみにしていたので、本来踊るはずだった胸も踊らず、しばらくしゅんとしておりました。

しゅんとしててもただ布団に沈み込むだけで、綺麗な夢も見れないし。

落胆するのは非常に飽きる。

世界が灰色のフィルターがかかったように見えるのは、

マスクで表情がよくわからないからでしょうか。

毎日そこらじゅう蔓延る病魔のせいでしょうか。

なんだかおかしいよねえ。

私の知らない世界に、今まさに私は居る。

ただひたすらに美しいものがみたい。

無性に欲しているから表現するしかない。

音楽で人は感動することができる。

扱う言葉に心を込めたい。

皆さんお家で何しておられますか?

外に出たくてもこわくて出られない人たちも

たくさんいらっしゃると思います。

音楽はいいですよ。

色があって匂いがあって。

たまにはお家でゆっくり音に耳を傾けたら、

今まで聴こえていなかった音たちに出会えるかも。

丁寧に聴くとき、何度繰り返し聴いた曲でもあたらしい発見がありますよ。

大阪・東京ビルボードでのライブは、

ピアノに網守将平さん、ギターには永井聖一さん。

そしてチェロに四家卯大さんを迎えたアコースティック編成での公演を想定しておりました。

以下はリハーサル期間中に書き留めていた文章です。

思い返せば、チェロの音を間近&生で聴いたことがありませんでした。なんと。

実際演奏を共にすると普段体感したことのない心地の良い音が鳴っていて、身体の軸に、心に響きわたる〜。

繊細なのに芯が太くて、胸がぎゅーんとなります。

曠然たる大地のやう。

ビルボードは網守氏、グランドピアノの予定だったんですよ…ライブでグランドピアノを使って歌うの初めてだったからたのしみしてたんけど。

リハーサルで練習したとき、歌いやすくてびっくりしましたよー。

生の楽器にしか出せない艶・色・温度がありますよねえ。

それに合わせた声もまた、いつもとは違う色がでるので面白い。

世界を彩る、父なる空のやう。

ギターの永井さんは、優しい音からカッコイー音まで魔法のように奏でてくれる。

でもどんな音もキラキラしてて、パチパチしてる。

楽器が身体の一部のやうだから人柄もでちゃうってわけかー!

草原に咲く花々、宙に踊る蝶の如しー。

そうそう。

練習中、御三方の姿を見ていて、楽器が身体の一部となっているように感じたんですよ。

勿論プロなのだから!そらそうか!と思いながらも、神経が通っていないはずのものに神経が通っているような感覚を覚えるって凄いことだなあと。

錯覚ではないように感じる。

偶々仕事でご一緒する古くからの友人でもあるヨーヨーのパフォーマンスで世界一をとったことがある方に「バンドメンバーの楽器がそれぞれの身体の一部にみえたんですよねえ〜」と話したら、

「確かにその頃はヨーヨーに神経が通っている感覚だったなー」と仰っていたので、極めし者たちは皆そうなんだなぁーと感心しました。

ボールはともだち こわくないよ….てきなねー。

私の楽器は声であり、そもそも私の身体の一部であるものだからなあ。

それでも声が楽器みたいだと思えるようになったのは最近のことです。

具合が悪かったら調整ができるものだし(ボイスケア+声帯のストレッチなどがある)向き合えば仲良くなれるし、

そもそも付属されてるかどうかってそんな関係のない話なのかもしれません。

当たり前なのかな。

考え事の最中「当たり前じゃんね」とよく心の声が突っ込みをいれてきますが、なぜ当たり前なのか考えたいんじゃよわしは〜。

兎に角さいきん歌うことがたのしいわ。

つらくかなしいことは幾度と無くやってきますが、

生きることを諦めるのも難しく、

ちょっとずつ傷を修復しながら時間の中を進んでいく。 

敏感になっているひと、鈍らせているひと。

ちょうどイー感じに居れたらいいんですけどね。

そのちょうどイーところに心を連れてってくれるのが、音楽だったりするんじゃないかなって思います。

とりあえず肩の力を抜きましょう。

やさしい世界になりますように。

私は願っていますよ。

ひとかたまりにはなれずとも

やわらかく触れ合えることを。

ダヲコ


すぐに音楽で会えますやうに

御伽の街の話

投稿日:


『御伽の街』ミュージック・ビデオが公開となりました。

小袋成彬さんと作ったこの曲は、

一昨年の冬から制作が始まっておりました。

制作、というか、その時期は小袋さんとよく会って話していた時期で、

リリースの予定が決まってはいなかったので感覚的には遊びに近くて、

とにかくかっこいいやばいの作ったろうよーという感じで作り始めました。

最近何聴いてる?等、格好いいトラックメーカーを教えてもらったり、

互いの音楽の情報交換していく中での制作だったので、とにかく楽しかった。

作っていく中で特に面白かったのは、フロウのプロデュースがあったこと。

ラップにはフロウというものがありますが、

わたしのフロウは誰かにならって生まれたものではない(そもそもこうなりたい!と誰かにならってラップをはじめたわけではなかった)から、

やっていくうちに自然と自分のスタイルが形成されていきました。

でも、「このラッパーのこのバースのフロウでのってみて」というデモンストレーション音源が小袋氏から送られてきた。

いろんな音楽聴く中で様々なフロウがあることは勿論わかっていたけれど、

実際自分でやってみようと試したことがなかったから、凄く勉強にもなり、視野が広がって自分の新たなフロウも開拓できたなぁと。

プロデュースの才覚溢れる小袋氏。

友人として音楽家として、尊敬しますなー!

作っている最中、彼は渡英。

やり取りはネット上で進んでいきましたが、帰国中に一緒にレコーディングできて本当に良かった。

もっとここを意識してみたら格好いいんじゃないか?等の意見交換が沢山できたし、

客観的な意見というものはものづくりにおいて大切だなぁと改めて感じました。

会って音楽について語らっていた時「深夜のレッドマーキーで踊れる曲とか作りたいよねー」と話していたことが印象的で、

この曲もそうなり得るようなダンスチューンなんじゃないでしょうかっ!(くわっ)

『御伽の街』のコンテ↓





イメージ元となったのが、これも小袋さんとの会話の中にヒントが….

歌詞で悩んでた時に“例えば仕事終わりのOLと主人公を仮定してみたらどうだろう”と、アドバイスしてくれたのがきっかけ。

その一言でするりと歌詞を書き進めることがてき、

私の頭の中は“仕事終わりのOLが繰り広げる一夜の物語”になっていった。

そのイメージを膨らませて描いたコンテ。

はじめて描いたものだから、拙いけれど、

それでも携わって下さった皆のおかげで形になった。

私の想像の何倍も素敵な形で。しかも大好きな人達と作り上げることができた。これはとても幸せなこと。

あとはみなさまに届けていきたい。

ご視聴いただきたいっ。

今回モチーフにしたクラブは、

今はあまり世間的に良いイメージではないような話もよく耳にしたりするけど、

私の知っているクラブはとても楽しいところだーーー!!

クラブだけじゃなく、ライブハウスも、フェスも、

大好きな音楽を心と身体で体感できる場所であり、

音楽は最高なんだ!ということを再度教えてくれる場所ですね。

最近は私もクラブに行くことが少なくなってしまいましたが、

好きなラッパーやトラックメーカーが出るイベントは行きたいなぁと思う。

ただ、目玉となる1組だけじゃなく朝まで楽しめるイベントが良いな。

だから私は去年の8月に“チャームポイント”という自主企画でClub asiaオールナイトイベントを催しました。

自分がお客さんだったら朝まで踊っちゃうよね〜〜!という人選で。

やっぱり夜遊びは楽しいし、クラブで聴くのが適してる音楽があるとおもうので、

また企画できたらいいなぁ。

次はもう少し大きな箱がいいですね。

ーーー少し脱線してしまいましたが、

若い時のクラブ体験は彩度がバキバキで(未成年でもデイイベントなら遊べる)音に合わせて踊る=音楽の一部になる気持ちよさを知ると、

またそこに行きたいなぁと思うのです。

とはいえ、踊るのが好きな人も居れば、

踊らなくても楽しい気持ちで聴いている人も居るので、無理して踊らなくても勿論よくて…

只わたしは楽しいからこの気持ちを皆に知ってほしい!とは思っています。ライブでも。

MVは、そんな楽しかったあの時間を思い出すように絵を作っていきました。

そして可視化してくださったのは佐伯雄一郎監督。

佐伯さんとはメジャーデビュー当初からのお付き合いで、何作も共に作品を作り上げてきた仲です。

ダンスミュージックの面での音楽の趣味が凄く合うので、

フジロックで皆で遊んだり、クラブで遊んだり、

公私共に一緒に過ごしてきた時間が長いからこそ

お互いを理解し合って作ることができたMVなんだと思います。 

佐伯さんは出会う前から私の音楽をそもそも聴いてくださっていた方なので、

存在として尊いし、作品に込める愛情も感じ取れるから私もまた一緒に作りたい!!と思うんですね。

好きな人たくさんの現場がたのしいし。

他にも私が描いた衣装を可愛く美しく実現してくださった飯嶋久美子さん(ぽろんちゃん)。

衣装ラフ絵

今回はOL設定だったので、

OL制服の資料を見ながら自分らしさと好きなモチーフの追求…。

ぽろんちゃんが蝶柄の生地を見つけてくだった!これも奇跡🦋

そしてヘアメイクはいつもお世話になっている久慈愛さん。

過ごしてきた時間が一番長い…

15歳位からのお付き合いですが、

がっつり毎回一緒にお仕事できるようになったのは最近なのでまだまだ長い付き合いになりそうだ(嬉)

今回のMV、光の使い方も美しかったと思います。

是非光に注目して観ていただきたいっ。

照明を担当してくださった前島さんの作る光は素晴らしく….

絵は光で本当に印象も変わるし、誰が主役なのかをはっきりさせたり、

重要な役割を担っているお仕事ですね。

語り切れない沢山のスタッフのみなさまのお力添えがあってこその制作でした。

心からありがとう!


ひとまず溢れ出る想いは書き留めたとして、

この曲を提げてまわるツアーが!

もうすぐはじまります∩^ω^∩

\どどん/

DAOKO 東名阪ツアー「二〇二〇 御伽の三都市 tour

詳細▶︎https://daoko.jp/live/803/


皆さまと踊れるのを楽しみにしております!

余談:クラブやライブハウスで音を浴びてる時、その音楽とは関係ない色んな閃きが頭の中に突如浮かんだりするのですが、シャワー浴びてる時にも同じ現象が起こる。調べてみたらドーパミンが出ていてリラックスしている時に閃きが起こりやすいらしい….音のシャワー🚿

おわり


✿✿✿

投稿日:


はろーみなさま、お元気ですか。

いかがお過ごしですか。 

風邪は引かれておりませんか。

わたしはそこそこ元気です。

昨日は都内某所にある美島さんのスタジオで、

久方振りのバンドミーティング。

鍵盤の網守さん、ギターの永井さん、ベースの鈴木さん、ドラムの大井さん、そしてサウンドP兼ライブPの片寄さん。美島さんのスタジオですから勿論美島さんも。

わたしたちはまだ出会って日は浅いけれど、わたしにとってとても大切な方々なんだと、会うとしみじみ思うのでした。

網守さんと出会ってからあと少しで一年。

まだ一年なんだ!と思うような過密度。

ライブのたのしさを 本質を教えてくれたのがバンドメンバーのみんなですよ。

勿論今までのどれもがかけがえのない大切な時間だったけれど、去年生演奏を体感して、わあ、と

脳や心を射抜く光線が走るようなときめきを感じました。

ライブ中はステージというみなさんより少し高いところに立ってはいますが、距離がちかい!物理的な距離ではなく心の近さ。

みんなで一緒に楽しみたいな、というわたしの気持ちと、楽しそうにしてくださるみなさんの この 心地よさは かけがえもなく、

独り占めしてはいけないと思うような尊さなので、しっかりと届けるべく誠心誠意祈りを声にします。

ツアーはもうすぐ。リハも重ねていきます。

バンドメンバー達と過ごす音楽の時間を楽しみに、そして何よりみなさんとの音楽を楽しみにしております。 

昨日の集まりの時にみんなでこないだアップロードしたCinderella stepのLive映像を観ていたのですが、

いや〜〜良い曲だなーー名曲感が半端ない とか、笑いあえたのすごい楽しかったな。真面目な話し合いの合間にしっかりとふざけたり。みんな優しくておちゃめで、カッコよくて、だいすきだー。

明日、専門学校HALさんの未来創造展2020に出演するために前乗りで大阪へ向かっている最中です。

若い方々(わたしは今年23になってしまうけれど含まれているとしよう….)を応援したいなと最近思います。応援といいますか、一緒に頑張りましょうねと思う。

もういいよって思うほど耳にしてきたであろう”若い人が未来を創る”というのは、嘘でなく、知識と経験は栄養として若いうちにどんどん吸収したほうがお得というか…損はしないっ。

わたしもまだまだまだまだまだまだまだまだ未熟者だけれど(目指せポケモンマスター)それでも14から音楽をはじめて、ティーンの内にたくさんの音楽に触れて色んな人に会って話せたことが、やっと今、実になってきた。

時間はかかるとしても、なんでも気が向けられる対象のものはやってみた方がよいと思います。若いと呼ばれる内は。

傷ついても傷の治りがはやいし(細胞の再生もはやいって誰かが言ってた)、強くなっていく(慣れていく)。

ショッキングな出来事があっても、

大抵のことは、「いんや、あの時のが辛かったし….」と思えようになるもので。

その成長が果たして成長と呼べるのか疑問に思いながらも、できることが少しずつ広がっていくよろこびはあります。

何故疑問を抱くかというと、十代ならではの新芽のような柔らかく傷つきやすい感受性はものづくりにおいてとても価値のあるものだと思うからです。

いつだってこどもの眼で世界を見ていたい。

こどもはしらないことがたくさん だから全部が色彩鮮やかで刺激的。

おとなになるにつれ、臆病になっていっているような気がします。

新陳代謝を繰り返すうちに、年輪を増していくようなイメージなのかなあ。

瘡蓋を無理矢理剥がして痛がったりするのが結局好きだったわけで、瘡蓋って言ってるくらいだから死にはせんのですが。

そんな事を考えているとわたしはまだ本当の辛い経験をまだしてないのかもしれない、とおもう。

しなくて済むならしたくないけど、身内や大切な人が死んだり、そういう経験はまだしていないから。

想像しただけで泣けたりもする。

体験したことないことは、やっぱりわからない。

当時14歳だったわたしも、それまでずっと 音楽ではなく絵で生きていこうと思っていた訳で、

でも結果自分を表現して作品にすることが好きだったと気づき、続けていけばいくほど打ちのめされる音楽の底知れぬ楽しさと、とんでもなく素敵な人に次々と出会っていく中で、

自分にしかできないことが見えてきて、でもそれを体現するには時間と努力が必要であり、自由に動かせるまでが大変ですね。

小学生のとき、習字で”努力”と書く授業の日になんかいやだとなんとなく思ってしまい、何故か未だに使うことに若干の抵抗があるのですが

「できる限りの力を使い切りました!!!これで駄目でもわたしはやったったんや、やりました!!!燃え尽きましたワハハ」

と言える程身を費やすことができた日に、自分はただの天邪鬼だったんだなと確信。

そう思えたのが最近のことだったので、一度振り切れてしまえば、謂わば”振り切れ慣れ”をしていくものなのかなと思ってきたところです。どんどん挑戦できるようになってきた。

特に表現に於いては振り切れれば振り切れたものほどカッコイー!と思ってしまう。ただ、それは届け手のことを喜ばせたいという気持ちがちゃんと伝わる方法で表現している方に限るけれど。

よく耳にするホスピタリテイ….

わたしが好きな表現者のみなさまに共通してることだなーと。椎名林檎さん、岡村靖幸さん、平沢進さんなどなど… 其々方向性は勿論違えど、その人にしかできないことが確かに…ある!

わたしもわたしにしかできないことをやるんだ今年は。

最近70年〜80年代の歌謡曲をよく聴いているのですが、歌詞がすーごい良い曲がたくさんある。

その時代にしか書けない歌詞がありますよね。

男女の価値観も違うなと感じるし、でも今と纏う香りは違えど共感する言葉はたくさんあって面白い。

父と山本リンダさんの“狙いうち”を車で聴いてた時に父が「凄まじい高度成長期感」と言うワードを出して、確かにぃ〜と思いました。

時代性を狙って作ってたのかなと想像するけど、

ここまで強い女感を表現しきられると(ご本人も超絶美貌だし)清々しいし、

こんな人も居たんかしらねぇ〜と感心してしまうのでした。

イントロもカッコイー。 

共感できる歌詞の曲は宝物になるけれど、共感できなかったとしてもその表現が素晴らしい場合、色んな人が居ることを知る。人類の多様性っ。十人十色っ。

歌詞って書き手の自分なりの哲学なのではないでしょうか。

わたしはそうです、正しくそう。ふぃろそふぃあー

必ず人それぞれその人だけの哲学がある訳で、わたしはそれを聴きたい。

みんないい人だって思いたい。

世間のニュースをみてるとそんなことないのかなと思い知らされるけど。

それでもどんな人でもうつくしいものが生み出せる可能性を秘めていると信じたい。

音楽や表現が好きなのはそんな理由もあるのかもしれない。絶望がない。

わたしにとって音楽は、いつだって遠くに見える光であるし、目の前を照らす手燭である。

色々書きつらねた。

久しぶりに喋るように….

普段散り散りに浮かぶ思惑が、書いていくと繋がっていくから言語化するのは頭の整理におすすめですね。

ここまで読んでくれた方ありがとう。

平仮名多いのは平仮名がすきだからですっ。

やさしいかんじがするでしょう。まろい感じ。

読みづらかったらごめんなさい。

わたしは普段ふざけるのが好きだけど、公でふざけるものではない が!

たまにふざけたブログを投稿するかも しないかも。

今回のブログは、真面目に書いてたら色々書きたくなって取り留めのないかんじになってしまった。

たまには許してちょんまげ….

Sweet Williamさんと青葉市子さんの「あまねき」にとても心震えた。前作の「からかひ」もずぅと聴いていたけれど、お二人のコラボレイト、周波数きもちよいなあ。日向ぼっこしてるみたいだー。お昼すぎ 窓をあけて 揺れるカーテン 木のつくえ 陽だまり… あったかい曲!みなさんもぜひ マイナスいおーん(^ ^)

さようなら、また会いましょう。すぐ!

一月三日

投稿日:


眠れない夜 やけに静かな夜

過去で形成されてるということをふと思い出し

漂う糸を手繰り寄せて 再び出会う 

久しぶり また会えたねと 抱きしめる

深い紺色の森の中

星の瞬きは

美しい朝を連れてきた

引力 又は 運命の導きか

音も立てず 密やかに 

優しくぶつかって弾けた

光の飛沫が ぱちぱちとまぶたの裏に散って

ちいさな粒は身体中を駆け巡って熱かった

自分を囲むススキが金色に靡いて 

山のおくでオレンジに燃える空

空はいつもより高くて 私はちっぽけだった

胸の真ん中から止め処なく煌めきは溢れ田んぼに流れていった

抱えきれないほど有り余る火照る想いを 

垂れ流しながら ただただ空を仰いでいた

確かに 祈りが届いた朝があった

今でもあの朝の色は離れていかない

縁 円 ⚪︎ まあるくあれ 

ひたすらに 祈り 願う 

イメージする おおきな輪

そう 牛乳みたいなひと

⚪︎

保身はし続けるべきなのだろうか

強くなれるなら強くなるべき?

辛すぎることを拒むのは反射

心が壊れかけたことがある人は

そうならないように 回避しようとする

嘘を吐かずに生きていくことはできるだろうか

きれいごとだけの世界は気持ち悪いかな

優しさに徹するのは 結局保身でしかないのだ

誰かに裏切られたり 傷つけられることがあっても

清らかでいることが正義の盾となると思ってしまう

神様のようなひとはいないし 

神様だってなんでもゆるせるわけではないとおもう

楽しいことの次には悲しいことが起こる 

この連鎖は死ぬまで続くのだろうか 

ここから抜け出せないのかな

闇があるから光があるというのは真実で理で

でもわたしは光だけの世界に行ってみたい 

行けるなら そこに住みたい みんなで

嘘はきらいだ 振りかざすエゴも 

あなたの持つ全ての想像力で 痛みを感じようとして

一番柔らかい部分で触れ合えたらいいね

わたしは知りたい わたし以外のひとの感覚を

わたしは伝えたい わたしのみえてるもの 感じていること ありのままに このままに

もしそれがかなったら 誰も傷つけ合わずに済むのにね 

友人

投稿日:


捲れかかっている二千十九の中

街で人は気忙しい 

其々の心が様々な方向を指し

年末年始にかけ皆声が大きくなっていく

大きな波があちこちで起こるのを

逃げ込んだ部屋の中で傍観している


冬の朝は

ベビーブルーとレグホーン

深呼吸を誘う 

淡いけれど力強い

友人の悩みになんて声をかけたらよいだろう

計り知れない思いを想像するも渦巻

答えなんてないと

とっくに誰しもが理解しながら

最も傷つかない選択をする

かなしみに触れられたらいいのに

ひとごとに守られている

祈っているよ 光を浮かべながら

あたたかな願いをあなたの方へ

果物

投稿日:

こんばんは。

夜が長くなって、冷え込んできましたね。

冬支度は着々と。

みなさんも風邪を引かぬようにお過ごしくださいね。

寒いのがどうにも駄目で冬は苦手ですが、

思い返せば不思議と冬の思い出って鮮明だったりしますね。

寒かったこと 温度は思い出せないけれど。

こんなに寒かったっけねえ なんて毎日のように思う。

この時期特有のすんとした“匂い”は直ぐに心に作用する。

なんともいえない気持ちになる匂い。

そんなことを 一昨年出版された「ワンルーム・シーサイド・ステップ」という小説でも書きました。

あの頃からは部屋も変わって、生活も変わったけれど、

今でも当時のワンルームを思い出しては言葉を紡いだりしています。

どこへ行ってもたのしいこと かなしいことは順番に訪れる。

自炊をしていると、何年も経っているのに母の愛情に触れる瞬間がある。

特に感じたのは果物。我が家では毎朝、食卓には果物があった。

季節毎に変わっていく種類。苺や桃やメロンや葡萄。

スーパーで買い物をしていると、果物の値段に驚く。

自分で買うときはご褒美感覚。栄養面からみても、まさに宝石のような存在です。

苺をスプーンで潰して、砂糖を振りかけ、牛乳をかけて食べるのが好きだった。

プラムが大好きなので旬の時期になると冷蔵庫にはいつもプラムがあった。

親と離れて暮らすと 些細なことから今まで包まれていて気づかなかった大きな大きな愛情に気づく。

私は高齢出産で生まれた末っ子なので、姉達より過ごせる時間が短い。

それは生まれたときから決まっていることなので仕方ないけれど、

時偶すごくさみしくなったりする。

あと何回会えるだろうか。

大切なひとにはできるだけ 会えるだけ会わないと、と思う。

最近私は、レコーディングをしておりました。

マネージャー撮影

まだ全貌はお話できないのですが、GREAT3の片寄明人さんと一緒にスタジオに入っていました。

片寄さんと出会ってから五年程経ちました。

当時私は十七歳。メジャーデビューアルバムに向けて高校が休みの日曜日などにレコーディングをしていたのを思い出します。

メジャー1stアルバム「DAOKO」は片寄明人さんとはじめて一緒に作ったアルバムです。

それまで宅録だった自分が大きなスタジオでプロの方々とレコーディングを共にすることは大きなハードルだったと思います。

そんな右も左も分からないヤワヤワな私でも優しく迎え入れてくれたのが片寄さんでした。

変わらず、ずうと優しい片寄さん。

何より嬉しいのが私の言葉にとても共感してくださること。

そして、声を褒めてくださること。

私も 私の素敵なところってなんだろうと考えたときに浮かぶのが

言葉と声であり、片寄さん自身が扱われる言葉も、持つ声も好きだからとっても嬉しい。

私の作品のデモに真摯に向き合って、

みなさまに届くように一緒に考えてくれる。

自分だけでは客観視できない面や音楽的な解釈が時間をかけていくと、

段々解れていって やわらかであたたかな熱量を持った作品が生まれていく。

ライブプロデューサーとしてライブも一緒につくってくださっているので、

大切な なくてはならない存在ですね。ほんとうに…。

リハーサルも共に入って 本番に来てくださるお客さんの気持ちを考えたアドバイスであったり音楽面での修正であったり、

バンドメンバー含めたみんなで準備するライブ。

そしてお客さんみなさまと会場で出会ったときに完成するライブ。

つい先日ツアーが発表されました。

” 二○二○ 御伽の三都市 tour “

東京・名古屋・大阪をバンドメンバーと共に巡ります。

チケット先行受付もはじまっていますので、是非。

✿チケットはこちらから✿


ツアーのバンドメンバーは

網守将平さん(鍵盤)

永井聖一さん(Guitar/ 相対性理論)

鈴木正人(Bass / LITTLE CREATURES)

大井一彌(Drums / DATS、yahyel、LADBREAKS)

です。

大好きな人達とみなさんに会いにいけるのたのしみすぎる!

わくわく。

鍵盤&編曲&バンマスである網守さんは私の尊敬する音楽家でもあります。

出会いはYMCのコンサートの時だったけれど、

ソロでやられているアルバムを聴いて本当に心震えました。

次々に飛沫をあげる美しい音の粒たちがどこか寂しそうで好き。

本人に「網守さんの曲はどこか寂しそうで、とってもすき!」って伝えたら、

「なんかいいねそれ。」って言ってました。彼らしい返答。

寂しそうっていうのはマイナスイメージの語弊を生みそうですが、

根本が寂しいベースの人間からしたら音を通して勝手に寂しい感覚の部分で共感しちゃったよ〜!って話なのですが、

心が共鳴する音楽はそんなに沢山知らない。

実際に網守さんの音楽を聴いていると泣けてくるときがあります。

でもそれは網守さんの曲が”寂しそう”だから泣いたのではなく、

音達にあたたかな救いを感じたからです。

音楽は日常に彩りを与えてくれるなあと日々思います。

網守さんのパタミュージックというアルバムから感じた言葉達を羅列すると、

薄暗いワンルーム・街・都会・夕暮れ・原っぱ・電線・青年・煌めき

外から見た窓・電車内・コンクリート・彼女

….

こう言葉にしてみると、実際の歌詞ともリンクしているだろうし、

私がこの音楽を聴きながら歩いている情景とも重なっていそうですね。

街を歩きながら聴いていると、街や人が色づいて見えます。

特に“偶然の惑星”という曲は踊りだしたくなるような気持ちになります。

ちょうどリリースされてから一年が経ったそうですよ。

是非みなさまにも聴いていただきたいなあ。

私のバンド編成でのライブ、前回だとWWWXでのライブと東阪ツアーでのセットリストはすべて網守さん編曲なので、来年のツアーに向けてのエッセンスもきっと見つかるはず…!

パタミュージック

久々のブログ更新でした。

また会いましょうね。

十月二十六日

投稿日:

列車で栃木まで

約二時間

車窓に流れていく景色を記録する



縁側の先に見える幼児玩具

川で水浴びするサギ

屋根から高く伸びるアンテナ

ひっそりと実らせる柿の木

庭を掃く老人

ボロボロになったまま放置された障子

大型トラックのフロントに並べられたリラックマ

錆びた犬小屋

物干し竿に吊るされた干し柿

さらさらとそよぐススキ

栃木にあるカリフォルニアホテル

舞い踊るモンキチョウ

窓辺に置かれたサボテン



空気がよくすんだ日だ

とおくに山がくっきりと見える

空は秋の青色この時期の空気の色

車から通り過ぎていく景色

窓から吹き込む風の匂い

カーステレオから流れるやさしい音楽

最近どうですかと世間話

マンゴー味のグミ二粒貰う

柿の木の下で写真を撮った

さっき車窓からいくつも眺めていた

秋らしいねと微笑みながら

誰もいない田園の中 

真ん中真っ直ぐ歩いていった 

山に囲まれぽっかり空いた空の下

こどものきもちでてとてと歩いた

緑と黄白と青色で構成された自然

そうやってずっと生きてきたものたちの色

だからきっと落ち着くんだね

わたしはこの町がだいすきだなあ 

またいきたいところがあるんだ

でも帰らなくちゃお家に 

ビルが目を赤くしてこっちをみている部屋に

詩を書き絵を描き歌を歌う

ご飯を作ってテレビを観たり 

ただいまとおかえり を言える場所

さっきのきもちを残さなくちゃ

とてもきれいだったから



喫茶店でコーヒーを飲む

あなたの話わたしの話をする

二時間経つ

ありがとうさようならまた会いましょう

きっとすぐ

駅は途端に忙しない 

高速で運ばれてわたしの箱へ向かう

帰らなくちゃ 

わたしが更新したことをわたしに伝えなきゃ