朝と夜の境界線はみなそれぞれとおもいますが、
わたしは明るくなったらあさです。
真っ黒な夜(東京の空はグレイに近いけれど)からすこし青くなっていって よるになって 水色から黄色くなっていくと あさ すっかり白くなると朝。
夜ーよるーあさー朝
暗くてこわくて、もやもやして、ぐるぐるしてしまいがちな夜。あー、一週間に一度くらいでいいのにな、と思ったりもするけど、夜がないと人は人で居られない気もし。
よるがとけて あさになっていく時間がすきです。
やっと微睡んできて、明日を迎える準備をする。
日が昇るのがはやくなってきて、うれしいなあ。
さいきんは、起きている間は窓を開けていて、
風が部屋を翔けていくのが気持ち良い。
下校中のこどもたちの声や、タイヤと地面が出会う音。自転車はちゃらららーと走る。
とか
部屋という箱の中で、外の世界があると教えてくれるのが窓ですね。
そろそろ東京を出て旅がしたい。
水平線と波の音。田んぼと山々。デザイノイド。
定期的に青と緑を取り込まないと。
渋谷の空がなくなっていく様を見ているとなぜだか息が詰まるようなきもち。
それが悪いとか 良いとかそう言う話ではなく、
わたしはニョキニョキ生えていくビルがすこしこわい。
「工事って、いつ終わるんだろうねえ。」
道路工事現場を横目に見ながら呟いた友人の言葉が頭に木霊する。
みなさんどんな気持ちでお過ごしですか。
すてきに生きましょうね。