捲れかかっている二千十九の中
街で人は気忙しい
其々の心が様々な方向を指し
年末年始にかけ皆声が大きくなっていく
大きな波があちこちで起こるのを
逃げ込んだ部屋の中で傍観している
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冬の朝は
ベビーブルーとレグホーン
深呼吸を誘う
淡いけれど力強い
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友人の悩みになんて声をかけたらよいだろう
計り知れない思いを想像するも渦巻
答えなんてないと
とっくに誰しもが理解しながら
最も傷つかない選択をする
かなしみに触れられたらいいのに
ひとごとに守られている
祈っているよ 光を浮かべながら
あたたかな願いをあなたの方へ