7月18日渋谷WWWXにて「DAOKO 2019 “気づき” LIVE – Enlightening my world 」
来てくださったみなみなさまのおかげで、無事終わりました。
平日で天候も優れない中、たくさんの方が観に来てくださって本当に嬉しかったです。
はじめての編成と音像でのLIVE。
しかも全曲フルアレンジでの新旧織り交ぜセットリスト。
今までの形態とは全く違うものだったので、
実際来てくださった方々はどんな気持ちになるんだろうと
ずっと気になっていました。
私やメンバーは自信を持って素晴らしい演奏ができると
リハーサルを重ねるごとに確信していってたのですが、
やっぱりやってみないとわからないよねえというのはどうしてもあるから、実はすごくドキドキしていました。
会場全体の空気感をステージ上でじわじわと感じ取っていく中で、
だんだん皆さんと私達がひとつの音楽になっていく感覚が確かにあり、その溶け合っていく感覚がとても気持ちよかった。
なんともいえぬ他にはないきもち 体感。
音楽って ライブって こういうことだったんだと。
私は他人(自分以外)の人間はみんな違う惑星の人だー!と、
源さんの「重なりあっているだけ」という歌詞の一節のとおり
重なりあっているだけっていう感覚が常にあったんです。
でもライブがはじまって 右を向けば網守さんが居て
左を向けば永井さんがいて ふたりの動きと息遣いや表情
発する音に耳をすませて
三人で心(グルーヴ)をチューニングしながら曲が進んでいって、
本当に”なまもの”同士が生み出している生の音楽 だったんです。
そしてその採れたて音楽を産地直送どころか目の前でたのしんでいただけるなんて….
お客さんにも伝わった!と思ったのは皆さんの表情をみたからです。それと空気感でわかったんです。
こんな感覚ははじめてで、もうそれはそれは感動しました。
ああやっぱり私は音楽がだいすきなんだと歌いながらおもった。
だから本当にたのしかった。もっとやりたかった。
そしてこんな気持ちにきづかせてくれた片寄さんと永井さんと網守さんのことをちゃんとこれからも愛していきたいし、
愛を持った上で音楽をいっしょにがんばりたいと思いました。
皆さん素晴らしいミュージシャンです。
尊敬するところしかありません。
皆さんの生き様で学べることがたくさんある。
ライブって最高です。
私も好きな音楽のライブにはよく行くのですが、
聴いている時も終わったあとも 胸の奥がじいんとしてしまうようなライブがすき。
そういうライブができるひとはみんな形はそれぞれありながらも心から音楽とお客さんに向き合ってる 本気で。
それがつたわるから高揚したり感動して涙がでてしまったりするんだ。
もっといろんなひとに今の私のライブを観てほしいと
今回のライブを経て、思いました。
次のワンマンツアーは更にスペシャルなメンバーを迎えて
完全バンドセットでお届けいたします。
たのしみだなあ。ぜひ!みなさんに会いたいです。
DAOKOワンマンLIVEツアー「enlightening trip 2019」
本ツアーは8月23日(金)大阪 味園ユニバース
9月13日(金)東京 ダンスホール新世紀にて、開催。
https://eplus.jp/sf/detail/1719310001?P6=001&P1=0402&P59=1
今回のWWWXでのライブは舞台美術としてステージ周りに蝶々がたくさん止まっていたのですが、その蝶々たちは親愛なる友 CHiNPANさんによる“平成成仏”という作品です。もともとのこの作品が好きで、わたしの今後を表す“てふてふ”との共通点もあるし、貸していただけてほんとうによかったです。演っていてもどこか心強かった。
そして衣装は気づき展のときから一緒にやっているスタイリストの海老根優子さんとBEBIさんが衣装製作をしてくださって、2月のアコースティックライブの時からアー写までだいすきなこの衣装と共に過ごしてきました。海老根さんは本当に優しくてお人柄が作品にも出ていてキラキラとした小物使いや海老根さんにしかできないというオリジナリティがもうある人なので、すごい。尊敬しています。年も近いし一緒に頑張りたい人のひとりです。
ライブ写真は、おなじみの馬場真海さん。
NEWGOODSの写真等も撮ってくださいました。
そもそも”気づき”というのは二人の共通ワードだよねという会話から生まれた企画です。写真展からライブまでも。
馬場さんに写真撮っていただくのはとても楽しい。
自然体でいられるから、私が知らなかった私の顔を写してくれる。
馬場さんの感性というフィルターを通した写真がだいすき。
やさしさと尊さの美しい世界のなかに危うさもあって、
まさしく馬場さんという人そのものな写真が。
絵みたいな写真を撮れるひと。光絵。
ヘアメイクは久慈愛さん。
16,7の時から髪のメンテナンスとヘアメイクを
お願いしているんです。
ダヲを作っているのは久慈さんと言っても過言ではない。
かわいいを作れるひとです。
※通称クジマジックと呼ばれているらしい。
公私共に、久慈さんは私にとってとても大切なひとだ。
ずっと優しく支えてくれている。
久慈さん自身、全力で音楽を愛しているし、
何に対してもいつでも本気なんだ。
頑張りすぎなくらい、、、全部が愛おしい。
だから私はこれからも久慈さんに可愛くしてもらうんです。
他にもボイトレの先生や、PAのかみやんさん、照明の平山さん、
ライブ制作を手伝ってくれている松石さん、、、、
どうしても一緒に、音楽をやりたいひとたちがいる。
みなさんがいい。愛が導いてくれます。
とにかく、とってもとってもたのしいよる。
音楽になれたよる でした。
また会いましょうね。
それまでにたくさん練習しておきますね。
毎日が素敵でありますやうに。